ぼくはこれまで、レーサーになったり、ホストとして働いたり、いろんな挑戦をしてきました。
でも、その裏側には、かっこよくない自分や、情けない瞬間がたくさんありました。
成功した理由を聞かれることもありますが、ぼくの場合はただ、うまくいっている人のやり方を素直に真似しただけです。
それがぼくにとっての“やり方”だっただけで、誰にでも当てはまる正解ではありません。
ただ、素直になることで、余計なプライドや思い込みが少しずつ溶けていって、前に進みやすくなったのは確かです。
でも、その過程で、たくさんの“恥”もかいてきました。
土下座もしたし、血を吐いたこともあるし、怒られたことなんて数えきれないほどあります。
そのたびに思ったんです。
「恥をかくって、弱さを見せることじゃなくて、恐れをひとつ手放すことなんだ」と。
恥をかくと、人と同じ目線に立てるようになります。
自分のこだわりが少しずつ溶けて、相手の気持ちが見えるようになる。
それが、ぼくにとっての“強さの始まり”でした。
もちろん、今でもぼくは弱いままです。
弱さが根っこにあるからこそ、気づけたことがあるだけ。
もし今、恥をかくのが怖い人がいたら、無理に変わらなくていいと思います。
ぼくの話は、ただのひとつの例にすぎません。
ただ、もしどこかで少しだけ勇気が湧いたら、小さな恥をひとつだけかいてみると、心の中の“恐れ”が少し軽くなるかもしれません。
あなたにはあなたのペースがあります。
ぼくはそのペースを尊重したいと思っています。

No responses yet